網膜動脈閉塞症

網膜動脈閉塞症について

もうまくどうみゃくへいそくしょう

目の内側を全部覆っている網膜という組織があります。

網膜には静脈と動脈いう血管が走行しています。その動脈が何らかの原因でつまってしまい、見づらくなる病気です。複数ある動脈のうち、1本がつまる場合とおおもとの血管がつまる場合があります。

 

おおもとの血管がつまるケースでは、ほとんどものが見えなくなります。発症は詰まった瞬間に見づらくなるため、何時何分に見づらくなった、とはっきりしてるケースがあります。最も起きやすいのは就寝中であるため、朝起きたら見づらくなっていた、なども多いです。

原因は、動脈内に血の塊、血栓がつまることで起きます。

脳梗塞が目でおきた、と考えて下さい。血栓の原因として、心房細動で血栓ができてしまい、それが目に飛んで行って詰まったケース、頸動脈がもともと細く目への血流が悪いケース、など様々な可能性が考えられます。診断されたら、MRIによる頭蓋内検索、頸動脈エコー検査、心臓の検査、採血などは必須となります。多くは高齢者で起こります。

ABOUT

​視野の一部が黒っぽい場合

見え方

​正常

イメージ

治療・手術

治療は時間との勝負になります。

脳梗塞でも同様ですが、血栓が詰まって血のめぐりが悪くなると、網膜組織がダメージをうけてしまうため、如何に早く見つけ治療が開始できるか、が予後を決定します。

 

発症後早期に見つかった場合、血管内にある血栓による閉塞解除のための眼球マッサージや、眼球穿刺などで眼圧を急速に下げる、tPAという薬剤で血栓を溶かすなどの治療を行います。

 

時間が経ちダメージを受けてしまった場合には、高圧酸素療法が有効な場合があり、近隣の病院で行ってもらうことになります。

​MESSAGE

最後に、手術というのは、人生の一大イベントだと思います。

当院の実際の手術統計から平均手術時間は5分~30分以内です。

それは患者様の今後の人生に大きな影響を与える、極めて重要な時間であり、それをいかに安全に、目や身体に負担なく、合併症なく施行するために、顕微鏡、手術機械、手術デバイス、そして手術技術そのもの、全てにおいて惜しみなく投資し、また努力してきた結晶だと考えています。

どこで手術を受けるか。非常に重要です。手術をご決断なさった方はぜひご相談ください。

​お気軽にお問合せください

​診療時間

午前9:00~12:00/午後15:00~18:00(月~金)

​休診 土曜日午後/日曜日/祝祭日

※火・木曜日の午後は手術のため外来休診